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ASEAN地区のQ&Aと魅力

1.ASEAN(Association of South-East Asian Nations)
ASEANとは日本語で「東南アジア諸国連合」のことです。
1967年「バンコク宣言」によって設立されました。設立当初はインドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイの5か国でした。その後、ブルネイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジアが参加し、10か国になりました。
2.ASEAN設立の目的
  • 地域の経済成長、社会・文化的発展の促進
  • 地域の政治、経済的安定の確保
  • 地域のさまざまな問題解決

地域協力としてのASEANは、過去10年で高い経済成長をみせています。

3.AFTA(ASEAN FREE TRADE AREA)
AFTAとは日本語で「ASEAN自由貿易地域」のことです。
ASEAN地域の関税を段階的に引き下げる協定です。最終的には一部を除き撤廃の方向です。これにより、ASEAN地域内の競争、外資からの資本など、ASEANの成長が大いに期待されています。
日本、韓国、中国、台湾、インド、オーストラリア、ニュジーランドも参加するため、世界の総人口の2分の1が市場になり、世界中から注目されています。
4.AET(ASEAN Economic Community)
AETとは日本語で「ASEAN経済協力体」のことです。
ASEAN地区の成長のため、AFTAを促す目的もAETにはあります。

AETの目的

  • 市場の統合(関税撤廃など)
  • 政策の共通化(知的財産保護法など)
  • 公正な経済開発(ASEAN内での格差是正など)
  • グローバル経済の統合(FTAの推進等)

AETの最大のメリットは、人、金、物が自由化されることです。
まずは、経済成長させるため、世界中の企業、人に参加を促しています。

5.ASEANの魅力
日本からもASEANに進出する企業が増えています。
製造業だけではなく、サービス業、IT、なども多く進出しており、最近では、世界的な和食ブームによりレストラン、寿司、居酒屋、ラーメン、うどんなど数多くオープンしております。AETにより、外資の進出がかなりやりやすくなり、加速しています。今までは大手製造業が多かったのですが、最近は、中小企業、零細企業の進出も増えています。会社の規模に合わせて、事業プランをご提案させて頂きます。お気軽にお問合せください。
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